「ほほぉ、この女性はロシア語を勉強しているな。どれどれロシア語文法の新しい本を入れようか」
そんなサンタさんみたいな図書館司書さんがいる図書館ってあるんですかね?
と、アラフォーにしては痛いメルヘンチックな冒頭で始まりすみません。
みなさん、こんにちは
Cherinka-Lingoです。
先日そんな勘違いをしてしまうほど嬉しい本を図書館に入るなり新刊コーナーでみつけてしまったんです。
こちら
posted with amazlet at 16.04.27
匹田 剛
NHK出版
売り上げランキング: 10,190
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もちろん即お借りしてきましたよ。
参考書的なものは同じNHK出版社の佐藤純一先生のものと活用形の本しか持っていなかったので比べるのも何ですが…
まず読みやすい!
出だしから、例えれば、何だかヘッドセットをつけてバーチャルな学校でロシア語の授業を受けているような錯覚。
(注。参考書の感じ方・効果には個人差がありますのでご理解ください。とかテロップ入りそうだわ)
そして親切!
たとえば述語名詞の項
今まで漠然と「未来形Бытьの時と過去形の時は造格になる」
と覚えていましたが、この本にも書かれていますが例外もあるとのこと。
「なんだやっぱりここでも例外を覚えなきゃならないんじゃない…」
通常ならガックリするところですが、匹田先生はそこで放り出したりしません、この例外にもなぜそうなのかきちんと説明があり、最後に
『「Бытьが現在形の場合以外、述語名詞は造格」と覚えておくほうが得策でしょう。』
とアドバイスで締められているのです。
参考書ならではの お高めプライスですが、一冊ぜひ欲しい…と思い始めています。
あとはひたすら繰り返すロシア語文法問題集みたいなのが発売されて欲しいです…ロシア語独学者からの小さなお願いでした。
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