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2015/09/16

大地の芸術祭2015〜絵本と木の実・十日町南エリア〜

50日間だった大地の芸術祭2015が先週末に閉会になりました。

娘と寝る前のベッドの上で、パスポートのスタンプの数を数えたり、ガイドブックを眺めながら、作品のおさらいしてみたり…
週末のたびに通っていたので、ちょっぴり寂しい…

個人的に好きだったものを挙げてみます。
T275 ドーヴ

平日のスキマ時間に1人で訪れたところ。
ザーザー雨のせいで、ほかのお客さんはいなくて貸しきり状態。
苧のタペストリーの合間からうっすら入りこむ陽の光と、ピチャンって水面が時々うごく音も心地よくて、作品の世界に完全に吸いこまれました。


N050 蔓蔓2015 の作品もステキでした。

無数の儚げな陶器の花がほそーいワイヤーで天井から吊り下がって室内庭園を作っているのです。
一階は昼間の庭園。
二階は夜で、これまた幻想的でした。

娘には  T322 みどりの家プロジェクト2015の方がだんぜん楽しかったみたい。


ここでは、1人1枚 紙の葉っぱをフロッタージュで作り、壁に貼らせてもらえました。
作品づくりに参加させてもらえて、作品自体も会期を重ねるうちに成長していく…
本当にステキな夢のあるプロジェクトですね。

3年後に訪れるのも今から楽しみです。

次回は 同じくおきにいりの多かった津南エリアをまとめます。

2015/09/07

バックポイントTワンピ着画〜Back Point T Dress 2


昨日のバックポイントTワンピの着画です。

大地の芸術祭2015の会場、松代は農舞台で撮りました。

身長122 cm 体重21㎏ でsize120着てます。

D058 黒板の教室という作品。
全体的に黒板色でおもしろかった。

外撮りで。色が鮮やか。
ケータイで編集しちゃうと美しさが半減しますね。
ワンピもほぼ詳細わからなくてごめんなさい。


築150年の豪農の屋敷で。
もはやワンピではなく、作品メインでごらんください。笑
ランプにひとつひとつ物語が描かれているとかで、美しかった。
ここでは古いミシンも拝見できました。
REIKOって書かれている。
昔のメーカー名?
もしくは昔は使用する人の名前入りで特注するのが流行りだったのかな?
とか思いを巡らしました。
答えご存知のかた、ぜひ教えてください…



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2015/09/06

乙女なバックポイントTワンピ〜Feminine Back Point T Dress



I had run into a lack of motivation when it comes to sewing for 3 months.
To break out of my sewing slump, I decided to make a Back-Point T Dress for my daughter which had been left unfinished for more than a year.

この3ヶ月、ぬいものをする気がどこかへ行ってしまっていました。
スランプを脱するために、1年以上も作りかけで放置していたバックポイントTワンピを縫いました。


The pattern is from Muni.
You can make various type of dresses from casual ones to feminine ones depends on fabrics you use and type of sleeves (normal, little butterfly or puff).
The possibilities are endless!
 (God, please just give me back my sewing motivation.)

muniさんのパターンです。
生地の組み合わせや、ふつう型、ぷちひら型、パフ型、と選ぶ袖のタイプでカジュアルなものから乙女なものまで作れる。
その可能性は無限大!
(あぁ、ぬいものの神様、早くわたしの元にもどってきてください!)

This is the point of back.
What a darling design!

これがそのバックポイントね。
なんて愛らしいデザインでしょ!



It features a ballerina lace motif on the breast by my daughter's request.
Although I thought it was too much, I decided to follow the maiden's feeling.

やり過ぎでは?と思ったけど、乙女心に従い、
胸元にバレリーナのレースモチーフをつけました。



I chose a soft and comfy jersey fabric woven tiny dots for bodice and a botanical printed extra smooth jersey for sleeves, skirt and ribbon.

見頃にはピンドットが織り込まれているslowboat さんのやわらかいエイトシュガーロックを。
スカート、袖、リボンはPuririさんのWaterflower 柄スムースです。

My daughter is super sensitive about the slightest bit of "itch" in fabrics but she says she is so comfy in this dress.
I believe this is going to be one of her all time favorite things to wear.

娘は服のちょっとのチクチクも嫌がるのだけど、この服に関してはきもちいいって。
彼女のヘビロテ服になるにちがいない♪

Let me post some pictures tomorrow.
長くなっちゃったので着画は明日またアップさせてください。


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2015/08/30

大地の芸術祭〜松代・松之山編

あいにくあまり天気が良くない時の大地の芸術祭めぐり。
松代〜松之山の屋内の作品を中心に周りました。

個人的にとっても好きだったD319。
押し花がラミネートされて壁全体を覆っていてステキだった。
「来年の自由研究にこれどう?」
とか娘にすすめてしまった。




↑からほど近いD318でパラパラ漫画を堪能。





























D208インターローカル•アート•ネットワーク[CIAN]内のジオラマ



ここではジオラマに展示する作品模型の作成のお手伝いもさせてもらえました。



Y027三省ハウス内にあったゆりかごY045(バングラデッシュ製?)
ステキでとっても欲しくなった。
わが家にもうベビーなんていないのに。。。


ざっくりご紹介しましたが、この日は十日町っこの友人が、わたしでは尻込みしてしまうような細い山道などを車でつき進み、あちこち連れていってくれ、20カ所ぐらいのスタンプを集めました!
感謝感謝です。


2015/08/18

大地の芸術祭2015〜キナーレからの撚糸やさん〜

【大地の芸術祭】で検索してこのブログを訪れてくださっている方もいらっしゃるようです。ありがとうございます。

Google Search brought you here while you have been searching "Daichi no Geijutsusai" or "Art triennale"?
Welcome!


実はこのイベントのパスポートを買うのも初めてだし、とても初心者です。
でもこのイベントのおかげで最近すっかり芸術に夢中になってます。

Actually this is my first time buying passport and I am a very beginner of this event.
Thanks to this event, however, I am totally in an ART kick lately.

このブログの副題は"Handcrafter's murmur"なので、今日はハンドメイドネタを織り交ぜて…
自作のドレスでキナーレ(越後妻有里山現代美術館)を訪れた時の画像を載せますね。

Since a subtitle of this blog is "Handcrafter's murmur", I am weaving in sewing topic today...
This is a picture taken at Kinare (Satoyama museum of Contemporary Art) in which I am wearing my handmade dress.



Pattern : N/A なし
Fabric: Benberg (Cupro) ベンベルグ(キュプラ)

パターンはなく、市販のハワイアンドレスを真似て適当に作ったもの。
リボンは今回みたく前で結んでベアトップにしたり、首にまわしてホルターネックっぽいデザインにもできる2WAY。
ちょっとぶかぶかであまり気にいっていないのでリメイクしようかな…

Awesome installation art

I bumped into a beautiful house covered all over with ivy in back of this museum.

美術館の裏手で、ツタに覆われた美しい家に出会いました。

I am sorry but I couldn't help peaking inside...

ごめんなさい。でも中をのぞかずにいられなかった…

Then I found this place was a twisting yarn factory.
Certainly worth seeing!
Follow Choma road toward Tokamachi station from Kinare and turn right.

そしてこの場所は撚り糸工場なのだということを知りました。
一見の価値あるお家です。
キナーレから模様の入ったチョマノモリ通りを十日町駅方面にたどって2本目の小さな路地を右に曲がるとありますよ。


2015/08/10

大地の芸術祭2015〜実の音〜

I supposed to post about one more Jimmy Liao's work though, I am introducing another work in the same area whose name is Song of Fruit today.

大地の芸術祭2015レポート2作品目です。
前回の続きでJimmy Liao氏の作品を載せるつもりでしたが、予定変更で、同じエリアにある【実の音】をご紹介



The location is cool shading from the sun and myriads of earthenware bells are hang amongst trees.

この場所は涼しい木陰にあり、土で作られた無数の鈴が木々の間につりさげられています。



Those bells reminded me beautiful dew on the spider web.

クモの巣にかかった美しい朝露を思いおこしました。


And look! It was a special recital day!
The artist was performing curious instruments. (or bowls I should say?)

そして、この日はアーティストの方がおもしろいボウルのような楽器を用い、演奏会をされていました。

The sound was so peaceful and helped me unwind.

その音はとてもおだやかで、心を緩めてくれました。




2015/07/26

こどもと大地の芸術祭 Echigo Tsumari Art 2015

One day, a colorful train arrived at one local unmanned train station.
ある日 カラフルな電車が小さな田舎の無人駅にやってきました。


A girl approached in awe and reverence.
おんなのこ が おそるおそる近づきます。



Then she realized one boy and his dog were on the train.
"Come on, join us!"
The girl willingly jumped on the train.
そこで 電車におとこのこと犬をみつけました。
「いっしょにおいでよ!」
おんなのこは喜んで電車に飛びのりました。



To be continued...
つづく…


I made today's post into a fairy tale based on Jimmy Liao's work, "Kiss and GoodBye" from Echigo Tsumari Art triennale.😊
His work is awesome!

大地の芸術祭2015が開幕しましたね♪
今年の新作T-325 Jimmy Liao"Kiss & GoodBye"がとってもメルヘンでステキです❤️
それをベースにお噺じたてにしてみました。
つづきは来週かな…😊


2015/07/05

Reading record【読書記録】The Orange Girl

Truth to be told, I had a surgery to remove bad cells which might be transforming cancer cells a little while ago.
実をいうとちょっと前に、癌に成長する可能性のある細胞がみつかって、取り除く手術を受けました。
(以下、にほんご訳はまとめて下に)

I knew it would be a small surgery but it was the closest I've been to facing fear of death.
My fear is nothing but the fact I have to leave my daughter.
Off course I am sure she will be protected by plenty of love by her daddy and grandparents even if I die.
But mothers are one and only for children...

I remembered my friend who lost her mother when we were 12 years old.
One morning she came to my house and sobbed "She's gone...". 
Her face was over wrapped to my daughter's face and my heart aches for the image.




Regarding The Orange Girl,
I met the paperback before diagnosis I needed the surgery but read it after a postoperative diagnosis.

A narrator of this story is a 15 year-old-boy who receives a letter from his deceased father.

If I read this story before encountering the fear of leaving my daughter, I could not have felt it this deep.

Once I started the book, I found it was quite difficult to put it down.

Two other books written by Jostein Gaarder I read before were also page turner.
He is one of my favorite storytellers!

Parts of the story made me felt tightness in my chest.
However, this book gives readers courages and hope against love and life.

Yes. As the Dad in the story says, people vanishes someday and we cannot avoid it.
That is exactly why I would like to cherish and enjoy each day, and at the same time, pile up fertile experiences and memories on my daughter as much as I can.
It is not too much to say that seeing her smile is everything in my life.

This photo for instance makes me feel blessed!



It deserves my current state of poverty after scrounging up our expensive air tickets to New Zealand in a high rate season so called Golden Week in Japan.
And motivates me to plan another trip!

ちいさな手術だとはわかっていたけど、死ぬことの怖さをいちばん身近に感じたできごとでした。
わたしの恐怖というのは他でもない、娘を置いていかなければならないということ。
もちろんわたしがたとえ死んでも、娘はパパやジィジバァバに愛されて育つだろうことは確か。
でも子供にとって母親は唯一無二…

12歳のときに、お母さんを亡くした同級生を思いだしました。
ある朝うちにきて「死んじゃった …」って泣いた彼女。
彼女の顔が娘にオーバーラップして、そのイメージにひどく胸が痛んだ。

表題の『オレンジガール』は手術が必要と診断される前に出会っていたんだけど、術後診断を経てから読みました。
もし娘を置いていくことの怖さに直面する前に読んでいたら、こんなに深くこの話を感じることはできなかったかもしれない。

本の語り手はお父さんを亡くした15歳の男の子。
1度 読みはじめたら なかなか止められない本でした。
前に読んだヨースタイン ゴルデルの他の2冊も同じくやめられなかった覚えが。
おきにいりのストーリーテラーの1人です。

ところどころ胸が痛くなったけど、愛と命に対して勇気と希望を与えてくれる本でした。

本の中のパパがいうように、人はいつかは消えるもの。
だからこそ1日1日を大切に楽しく(←これ大事)生きて、それと同時によい経験と思い出をできるだけ娘につめこみたい。
彼女の笑顔をがわたしの人生のすべてだなぁって言っても過言じゃないって思う。

たとえば、この写真の中のむすめの笑顔がしあわせを感じさせてくれる!
ゴールデンウィーク期の高価な航空券代を捻出したあとの、現在の貧困状態も報われます。
そしてまた旅行に行こう!って前向きにさせてくれる♪

2015/06/08

Special Ruffle Shorts ふりふりショートパンツ

I love fabrics very much but I had tried not to purchase new fabrics for a while since I didn't want to be buried in avalanches of fabrics in my work room.

じぶんの部屋で今にも布の雪崩に巻きこまれそうで、
しばらく大好きな布買いをガマンしていたわたしですが。

But as you see, I gained my collection during holidays in New Zealand!

ご覧のとおり、休暇に訪れたニュージーランドで、あらたなコレクションをふやしちゃいました。

I was curious how the craft shop in New Zealand like but didn't expect I would be able to find one in town.
But my friend's mom living there kindly found time to take me to a big craft store.

ニュージーランドの手芸店ってどんななのか、興味があったけど、街中でみつけるなんてムリと思ってた。
でも現地に住む友達のお母さんが親切に時間を作ってくれて、大きな手芸店に連れて行ってくれました。


The top floral one is very exceptional.
The name of flower is Pohutukawa in Maori language, which relates to my daughter's name in a way.

いちばん上の赤い花の生地はとても特別なもの。
マオリ語でポフトゥカワという、ある意味でむすめの名前に関係がある花です。

The fabric was too expensive (more than NZ$20 per meter!) and I can't afford to buy it though, it turned to a lovely gift to my daughter from my friend's mom!

わたしには高価すぎて(1m22ニュージーランドドル以上だった!)手が届かなかったのだけど、友達のママからむすめへプレゼントって!

First of all, I could not envision what kind of clothe I should make with such a special fabric.
One day my daughter suggested me,
"Mom, sew me a skirt which has shorts inside."
She said she loved wearing skirts but would like to cover when she run and climbed a jungle gym at the same time.

この特別な生地、どんな服に仕立てようか、さいしょはよい考えが湧かなかったのだけど、
ある日むすめから「ショートパンツがくっついたスカートをつくって」と提案。
彼女いわく、スカートを履きたいのだけど、走ったりジャングルジムで遊ぶとき見えちゃうから…とのこと。

So I made ... それで作ったのは

TWO RUFFLES 2枚のフリフリ

TA-DA! IT LOOKS LIKE A RUFFLE SKIRTS BUT IT IS HIDING...
じゃんっ!
フリフリスカートに見えますが、中には…

SHORTS INSIDE!
ショートパンツが隠れてる。

(あわせたのはCheck&Stripe社のフレンチフライスのスモークグリーン。
色が渋くてむすめのお気にあまり召さなかったので、ポンポンとリボンのアクセントでなるべくガーリーテイストに近づけるという苦肉の策です。
着てしまえばトップスに隠れて見えない部分なんだけどね)


BIRTHDAY PRESENT FOR OUR LITTLE PRINCESS!
Thank you, Judi! We love you heaps!! XOXO